我が子ども達に伝えたいことをまとめたブログ

筆者の世界観を、自分の子どもに伝えるために、思ったこと感じたことをつらづらと書いていこうと思います。すべての内容は筆者の独断と偏見です。気を悪くさせてしまう方がおられたら申し訳ありません。読み飛ばしていただければ幸いです。

中央集権はもう崩壊している

君たちがこれを読んでいるのは何歳になってからだろうか。

 

中央集権という言葉は、もはや歴史の教科書の話になっているかもしれないね。

この記事を書いている2019年現在やその前の話がメインになるけど、さらっと目を通してみると気づきもあるかもしれない。

 

パパが産まれたころや、もっと前は日本という国では、一部の人に権力が集中していた。

 

◆ 悪いことをすると取り締まる警察

◆ 火事が起きると火を消してくれる消防

◆ 負傷者が居ると助けに来てくれる救急隊

◆ お金を発行する日本銀行

◆ 人の行いの良し悪しを裁く裁判所

◆ 法律を作る国会

◆ 政策を執行する内閣

 

それぞれがとても立派な職業で皆の憧れで、新しい時代と今の安全な生活は彼らが作っていた。

それぞれに分担があって、その人たちが決めたことに、国民は従っていた。

それが正しいと信じられていたからね。

 

でも、どうもその人たちがやっていることが、正しいことばっかりじゃないぞ。

って、国民は近頃気づき始めてきたみたいだ。

2000年に入った頃からなのかな?

国民の安全・安心な生活は国が守ります!というスタンスだったが、営利・非営利関わらず民間も一緒になって切れ目なくフォローしないとどうにも立ち行かなくなっているんだ。

それが良いとか悪いとかじゃない。そういう時代というだけ。

 

たとえば、

◆ 生活に余裕のある人は警察だけに頼っていては安全な生活は保障されないからと、営利企業の警備会社さんに頼り切っている。

◆ 消防は火を消してくれるけど、火が発生しないようにはできない。火が発生しないように努力し、早期発見や逃げ方を誘導しているのは一般企業やNPO団体の方が光を浴びている。

◆災害現場で活躍しているのは、自衛隊の方もそうだけど、災害支援関連のNPOの方々も多大に貢献している。

◆ 救急隊が頑張っても肝心の病院が受け入れてくれない問題が頻発している。これはまだまだ民間との連携が必要な部分かもしれない。

◆ 循環する価値交換ツールを日本円に限定し厳しく取り締まってきた国も、仮想通貨に関してはもはや手を打てなくなった。つまり、極論民間の個人が通貨を発行できる状態になってしまった。規制はできつつあるけどね。大局的には、昔の藩札にあたる地域通貨を認める世論もでてきている。

◆ 裁判所は民意の反映という名のもとに、民間の方の判断を取り入れ始めた。過去に作り上げた論理だけでは、時代性を反映した良し悪しはもう判断できないんだ。

◆ 立法も行政も、経済活動の世界的な動向に多大に影響され、「日本は遅れている」という民意からのバッシングに対して十分な検証をせずに進められていっている。ように見える。

◆ 地方で起こる問題が複雑で多種多少になり、すでにどうにも手の施しようがない状態になってきたので、各自で頑張ってくれーという空気感になりつつある。

 

 

よく変化のスピードが速くなったから、考え方進め方を変えなければ行けないと言われいている。

 

新たに生まれた知見や情報は、瞬く間に拡散しその情報を有効活用してくれる方に届き、すぐさま化学反応が起こる。良い人に届けば良い化学反応が起こるし、悪い人に渡れば悪用されてしまう。

 

SNSを始めとして情報通信革命によって、情報は一瞬にして拡散される。

活用方法を知っている人に一瞬で届く。

その変化を活かすも殺すも手に入れるも見逃すのも、ほんとに一瞬の出来事のようだ。

 

そうなると、議論や検証している暇なんてない。

転ぶことを覚悟で、ひたすら知った情報から瞬時に発想して、トライしてみるしかない。転んでいいんだ。

10回チャレンジして、1回当れば勝てる。

大事なことは、転び方を早く覚えること。

再起不能になる前に、ミスったと気づいて、すぐに手を引く。

そして、また面白い変化が起きるのをアンテナを最大限に高くして待つ。

変化が来たと思ったら、飛びつく。

その繰り返しだ。波に乗っている人は皆、そうしてる。

たまたま当ったら、一回それを少しの期間温めよう。

そして、転んだときの杖を持ったら、また同じ繰り返し。

今までも原理は同じだったんだけど、情報伝達の速度は上がり、一部の人が情報の伝達速度の恩恵を受ける時代は終わったんだ。

アンテナさえ高くしておけば、小学生でも中学生でも高校生でも、このチャンスは掴める。

人的ネットワークではなく、インターネット上にあるコミュニティネットワークに深く入り込みなさい。

補足するが、超速のコミュニティネットワークは、信頼の人的ネットワークでクローズされていることも多い。

オフラインとオンライン。現実空間と仮想空間を行ったり来たりして補完しあってください。

 

今は、国よりも企業、企業よりも個人が、国の未来に向かう方向性に対して影響力を持っている。

企業と並列してNPO団体が台頭してきている。

企業は機械のようだ。NPOや個人が方向性を決めて、それを具現化するのが企業の役割になってきている。行政はさらにそのあとを追っている。

(昔からそうなのかな)

 

話を戻して、こんな時代にあっては、「ちょっとルールを整備しますので皆さんそれまでは競争を控えてください」なんてお達しが耳に入る隙があるわけがない。

むしろ中央の方々が、「何かが起こっているぞ」と気づくころには、大成功した人と大けがした人の両方が必ずすでに居るし、すでに出来上がったフィールドに合わせる形での法整備しかできないよね。

 

 

じゃぁ、、、中央は今後どうすれば良いの??

ここからはパパの持論です。

【1つ目の話】

もうルールを先行して作ろうとするのは諦める。

その代り、変化の芽を予測し、その分野において国の方向性を理解し超速で市場を固めてくれる信頼できるパートナーをあらかじめ握っておく。

逆に、信頼できない人を市場から予め排除するようにコントロールする。

良き判断をできるパートナーに伴走し、伴走しながら制度を固めていく。

【2つ目の話】

もう国が管理し裁くことを諦める。

その代り、民意が悪意を裁くシステムを作り上げる。

つまり何かが起きた時に、広く国民に対して、「この変化はこんなメリットがありこんなリスクがあります。こういう方向に進んでいくことが日本国として最良の方向です」と訴え続ける。

市場原理の中においては、国民の世論や購買意識がすべてを支配している。民意に対する影響力をもっとつけて、民を動かして民を取り締まり、市場を国として正しい方向に導く。

民意に影響力を持っているのも、特定の個人なのでその個人をひたすら追いかけ、国の方向性とその方の意見を合わせておく。

【3つ目の話】

もう手の届かない範囲の事象は民やNPOに任せる。

マイノリティの保護に関しては、法律を性善説に立ち徹底的に緩めつつ、その保護や世論形成活動は民に任せ、それを経営資源の面でフォローする。

革新的な方法の創出を促し、民で解決してもらわないと全ての人は救えない。

もっというと地球の環境保護も間に合わない。

 

全ての話に、司法・立法・行政が関わってくる来る気がする。

もはや中央に権力も影響力もない。三つに分かれて監視する必要もない。

民の意見が一番強いから。。

三権は一つになるべきで、司法立法行政の行ってきたことを三位一体で、まるっとまとめて最速で進めてほしい。

 

という変化が今後起きてきて、一度日本国の中央集権は再編成のときをむかえるのではないか。

というのが、2019年3月時点でのパパの読みです。

皆、気づいていて、パパが遅れてたりして。。

 

 

三権分立の参考資料

http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/kokkai/kokkai_sankenbunritsu.htm

 

 

ブログ5本目。

書き始めたばかりなのに、もう若干疲れてる。

一本当たりの時間は、最初2時間以上かかっていたのが、今日のは1時間ちょっとくらい。

そのスピード感に意味はないけれど。

杞憂だけれど、炎上しませんように。。。